びっ くらこんレシピ

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料理の「基本」だしの取り方

おいしいだしをとると、その料理にうまみが加わり、おいしくなります。
大きい昆布は、適当な大きさにカットして使用します。

昆布

鍋料理や湯料理・炊き込みご飯に

具の香りや味わいを生かせるだしとして、素材の味を大切にする
料理に向いています。
<分量>
昆布 2〜3人分の目安
200ml 2g 煮びたし
300ml 3g  
400ml 4g 炊き込みご飯や茶碗蒸しに
500ml 5g  
600ml 6g  
700ml 7g  
800ml 8g 湯豆腐に
900ml 9g  
1000ml 10g 鍋料理に
<作り方>

1固くしぼったぬれふきんで昆布の表面を軽くふきます。

2鍋に1と水を入れて、中火にかけます。

3沸騰直前で昆布を取り出せば完成です

固くしぼったぬれふきんで軽くふいた昆布を、水に入れて冷蔵庫で半日おけばだしがとれます。

吸い物やうどんのだしに

一番だし(昆布とかつおの合わせだし)
旨みの強いだしとしてあらゆる料理に使われます。特にだしの味で美味しさが決まる料理に向いています。
<分量>
昆布 かつお節 2〜3人分の目安
200ml 2g 4g おひたし
300ml 3g 5g  
400ml 4g 6g  
500ml 5g 8g  
600ml 6g 9g 吸い物に
700ml 7g 11g  
800ml 8g 12g うどんに
900ml 9g 14g  
1000ml 10g 15g  
<作り方>

1固くしぼったぬれふきんで昆布の表面を軽くふきます。

2鍋に1とかつお節、水を入れて、中火にかけてひと煮立ちさせます。

3沸騰直前で昆布を取り出します。

4かつお節を3に加え、一度沸騰させて火を止めます。

5あくをとり、2〜3分置いてからざる等でこせば完成です。

作り方は、下記に掲載しているみそ汁や煮物に用いられる『煮だし(昆布とかつおの合わせだし)』の作り方をご覧ください。一番だしよりも、濃厚な味のだしがとれます

みそ汁や煮物に

煮だし(昆布とかつおの合わせだし)
昆布とかつおを煮だして、だしをとります。より濃厚なだしになるので、濃い味つけをする料理に向いています。
<分量>
昆布 かつお節 2〜3人分の目安
200ml 2g 4g  
300ml 3g 5g 魚介類の煮物に
400ml 4g 6g 煮物に
500ml 5g 8g  
600ml 6g 9g みそ汁に
700ml 7g 11g  
800ml 8g 12g  
900ml 9g 14g  
1000ml 10g 15g  
<作り方>

1固くしぼったぬれふきんで昆布の表面を軽くふきます。

2鍋に1とかつお節、水を入れて、中火にかけてひと煮立ちさせます。

310分間弱火にかけたら火を止め、あくをとって2〜3分置いてからざる等でこせば完成です。

なぜ一番だしなの?二番もあるの?

 一般には、まず吸い物のだしをとるために『一番だし』をとり、その後、煮物のだしをとるために、一番だしをとった後の素材を使ってだしをとります。そのため、後者のだしは、一番に対して、『二番だし』と呼ばれます。

 しかしこの場合、二番だしは、一番だしをとってからしかとれません。そのため、簡単に二番だしのようなだしがとれるように、昆布とかつお節を煮だして、濃厚なだしをとる方法が使われています。

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