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【連続不審死公判】着火剤を犯行日に購入 大出さん母も出廷
2012.1.17 21:52
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その上で、木嶋被告の妹の供述調書も朗読した。
「大出さんという人は知らない。8月5日に会いに行くという約束もない」
検察側は、木嶋被告が嘘を言ってデートの約束を取り付けていたと指摘した。
午後には大出さんの母親が出廷、当日の大出さんの様子を述べた。
検察官「8月5日について、大出さんは何をすると言っていましたか」
母「(木嶋被告の)家族に会うと話していた」
検察官「交際を考え直すなどは話していたか」
母「話していなかった」
弁護側は「8月5日より前に別れ話があり、大出さんは自殺した可能性がある」と主張している。弁護側の反対尋問に移った。
弁護士「大出さんが出かける前に『また振られるかも』と話していましたか」
母「覚えていない」
弁護士「警察に事情を聴かれた際、お母さんがそう言っていると調書にある」
母「あのときは動転していて…。そうあるなら、そうかもしれない」
弁護側は、大出さんが8月5日以前に木嶋被告との関係が悪くなっていたと示唆する証言を引き出した。
次回の公判は19日に開かれ、引き続き大出さん殺害事件の審理が行われる。(清作左)
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