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【連続不審死公判】着火剤を犯行日に購入 大出さん母も出廷
2012.1.17 21:52
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さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれている木嶋佳苗被告(37)=殺人などの罪で起訴=の裁判員裁判は17日、初公判から1週間がたった。この日の第5回公判では、東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=殺害事件に関する核心に入った。犯行当日とされる平成21年8月5日に何があったのかをめぐり、検察側は各種の証拠を提示して犯行の計画性を主張。一方の弁護側は、当時はすでに2人の関係が悪くなり大出さんに自殺の動機があったと思わせる証言を引き出した。
検察側は、木嶋被告が犯行前に練炭などを購入していたとして、ネット通販の購入履歴の表と、犯行当日の8月5日に自分のクレジットカードで着火剤を購入したレシートを証拠として提示。さらに、木嶋被告の薬の処方歴を朗読した。
「平成21年7月6日に睡眠薬14錠、犯行2日前の同年8月3日に21錠処方…」
検察側はこうした証拠で、木嶋被告が大出さんの殺害準備を周到に行っていたと立証する。
さらに検察側は、木嶋被告が犯行当日、嘘を言って大出さんを呼び出したと立証するため、8月5日午前に大出さんが更新したブログの内容を読み上げた。
「今日、相手のご家族と会うのです…」
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