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昆布の種類(昆布いろいろ)
こんぶにはいろいろな種類があります。
どれでも、だしをとっても、煮て食べても良さそうですが、実は使い方が異なります。
昆布の種類を知って、用途に応じて選びましょう。


褐色で肉が厚く幅が広い。昆布の最高級品、切り口で白口と黒口がある。
ごく上品な甘味をもち、味の面でも昆布の王者。
高級だし(上品な甘味とコク、まろやかな澄んだだし)

茶褐色で羅臼オニコンブの別称があり、真昆布と同格扱いされる。
真昆布に勝るとも劣らない。味の評価が高い。
高級だし(薄い黄色、濃厚な風味で薫り高く、甘味があるだし)・おやつ昆布


黒褐色で真昆布より固い感じがするが、真昆布に次ぐ高級品。
アイヌ語でルルサシ、ルルキナ(だしのでる)といわれるほどの味。
高級だし(薄い塩味の澄んだだし)


早く煮えるので煮物にピッタリ。
鍋物にいれると、だしをとったあとそのまま食べても美味です。
緑に黒みがかった色で煮えやすい。
利尻昆布より甘味はうすいが、一般的な味が親しまれる。
煮て食べる・だしをとるの両用(だし・昆布巻き・佃煮・おでん)


長昆布はだしには向きませんが、煮物にすると柔らかくておいしいです。
特に「昆布巻」にするにはピッタリです。
色は灰色を帯びた黒色。厚葉昆布も仲間。
甘味はうすいが、肉厚の物は味も良く、三石昆布を代用する。
煮て食べる(昆布巻き・佃煮・おでん)


黒色で白粉を生じるものが多く、切り口は白色。
甘味が弱く、刺激性の苦味ととろろ分がある。
昆布巻き・佃煮


黒色で白粉を生じるものが多く、切り口は白色。
甘味が弱く、刺激性の苦味ととろろ分がある。
昆布巻き・佃煮


黒色で肉厚、表面がでこぼこしている。
甘味が強く、最もとろろ分がある。
松前漬


※参考文献
◇社団法人日本昆布協会「こんぶと健康」
◇山根食品株式会社「コンブで楽しく、健康的な食卓を−コンブを食べよう!」
◇週間水産情報「こんぶのすすめ」(平成6年4月28日号外)
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