日本のTPP参加は「何が問題なのか」 自工会会長、米自動車業界の主張に反論

2012年 01月 18日 22:30 JST
 
記事を印刷する |
check

 [東京 18日 ロイター] 日本の環太平洋連携協定(TPP)参加に米自動車業界が反対している問題について、日本自動車工業会(自工会)の志賀俊之会長(日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)最高執行責任者)は18日、日本外国特派員協会(FCCJ)での会見後、「何が問題なのか」と反論。軽自動車への優遇などを日本への参入障壁とする米側の主張に対し、「日本に入ってきている米国車はほとんどが排気量3000ccであり、軽自動車と米国車が競合しているとは思えない」と記者団に語った。

 日本のTPP交渉参加表明については、米自動車大手3社で組織する米自動車貿易政策評議会(AAPC)が米通商代表部(USTR)の意見公募で反対を表明。日本独自の軽自動車規格や政府・日銀による為替介入、保安基準の複雑さなどが日本への輸出に不利になっていると主張している。

外国為替

  • ドル/円
  • ユーロ/円

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真
2012年上下左右に混乱へ

金融市場にはそもそも、自らを上下左右に翻弄する性質があるが、2012年は一体どんな1年になるだろか。憂慮すべき問題の筆頭はユーロだ。  記事の全文 

ロイターオンライン調査

写真
80円以上
79円台
78円台
77円台
76円台
75円台
74円台
73円台
72円以下