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【プロ野球】小笠原、高橋の我慢は10回まで 原監督が鬼采配宣言2012年1月18日 紙面から
ベテランは10試合で結果を出せ−。巨人の原辰徳監督(53)が17日、ベテランの処遇について、「(実戦で)10試合までは使うが、結果が出なければ(スタメンから)外す」との方針を明かした。 横浜市内で開かれた全日本大学野球連盟の監督会で講演を行った際に、巨人での方針についても言及。具体名こそ挙げなかったものの、小笠原と高橋を指していることは明白だ。今季は坂本、長野、阿部、村田を“4本の軸”に据える構想を公言しており、軸ではない小笠原と高橋由は10試合で指揮官を納得させる結果や内容を求められることになった。 特に厳しい立場になるのは、昨季2度の負傷と不振に苦しんだ38歳の小笠原だ。複数のポジションをこなせる高橋と異なり、今季の小笠原は村田が加入したことで一塁手一本での勝負を余儀なくされる。原監督は若手の起用法については「5試合までは使う」とベテランより短期の設定をする一方、「ダメでも課題を練習させ、私から見た目標値を少し下げた上で、またチャンスを与える」と再起用の可能性を残す考えを示した。 指揮官が「今季は手応えを感じている」と自信を見せるのも、打線の軸4人が固まっているからにほかならない。「この主軸にベテランと若手がかみ合うことが理想」と思い描く原監督。小笠原と高橋がハードルを乗り越えたとき、覇権奪回の「手応え」は「確信」に変わるはずだ。 (井上学) PR情報
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