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いつもの勉強を終えた後、
俺はゴミ箱に入っているクシャクシャになった三角帽を取り出し、
それを頭に被り、プレゼントを持って家を飛び出した。
今日はカーネルの誕生日だ。


俺は行かなくてはならない。決して現役クルーに
「前回の記事を見てもうファーザーさんを応援できません(´;ω;`)ウッ…
というメッセージを貰ったからとかじゃ絶対になく、
純粋にカーネルの誕生を祝いたかったからだ。



月明かりが一筋、すっと射した先に、KFCはありました。
祭りの後の静けさよ。建物は昼間の賑わいとは打って変わって
落ち着きを取り戻し、シンと静まり返っていました。


窓を覗くと、暗くなった店内ですが、
月明かりに照らされ、色とりどりに飾られた装飾の数々がうっすらと見えます。


手作りのわっか飾り、沢山のバルーンや万国旗、
派手なクロスの敷かれたテーブルの上には、
極彩色のキャンディーとクッキーなどの山盛りお菓子。


今まで楽しく、とても幸せで賑やかなパーティが行われていた事は、想像するに容易いでしょう。


しかし多くのプレゼントに囲まれながらも、俯き椅子に座っている
人物が一人…。

俺はずれた三角帽を被り直し、笑顔を作り、ドアを開けました。



「来たよ……カーネル…っ」



俺が本気を出してvipの安価で東大を目指すことになった(仮)-ハッピーバースデイかーねる!


 

━━━ハッピーバースデイ カーネル
     これからも変わらぬ愛と友情を貴方に…━━━




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さて、久しぶりの雑記です。


今日もいつも通り勉強が終わりほっと一息ついた後、
テレビをつけ心霊番組にチャンネルを合わせ、
つまらないのを確認し安心してから宮脇書店へ向かいました。


外は昨日とは打って変わって綺麗な星空でした。
俺は「ケンタウルス露を降らせ!」と叫びながら路側帯に沿って走ります。
子供心をまだ失っていない事を確認でき安心しました。


今日宮脇書店へ行ったのは、英語の問題集や現代文の問題集を買いにいくためです。
結論からいうとあまりピンとくるものが無く購入は見合わせたのですが…。


雑誌を見ている時や、好きな作家の新刊を漁っている時、
レジに文庫本を出す時等、気になる事がちょっとありまして…
自分の杞憂に過ぎないと思いつつもやはり気になる。


それは見習い魔法使いの視線・態度です。
あきらかに以前とは違うニコニコした顔で俺を見てきます。


以前はマグルなんて…と小ばかにした態度で接客していたように思えたのに、
何故か満面の笑みで接客を返されました。


これバレてるんじゃないの?俺がファーザーだって…


血の気が引きました。恐ろしい事です…。
もしバレているとしたら、もう恥ずかしくて宮脇書店には行けません。
思えばバレる要素はありました…。だって日にち通りに全部の参考書やあさきゆめみし買ってるもの…!
自意識過剰や自分の勘違いであればいいのですが…。


決定的だったのが、俺が入店した時
「あっ!…いらっしゃいませ!」
と天然記念物が来店したかの如くの反応…。


ファミリーブックにすればよかった…。
ちょっと遠くの未来屋書店にすればよかった…。
表記を宮○書店にすればよかった…。


そんな後悔と共に帰宅。
270万PVが憎らしい…。ギギギ…


怖いので宮脇書店にはもう行きません。


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さて、今日は勉強終了後ウキウキしながら、大和和紀先生の「あさきゆめみし」を求めて書店へ向かいました。
まず最初にブックオフへ行ったのですが、膨大にある書物の中からどう探せばいいのでしょう…。どうにも見つかりません。忙しそうに本を整理する店員に聞けるわけもなく、途方にくれていました。

まるで砂漠に落とした指輪を探している気分です。
ヘビーユーザーを自負する清水國明氏なら知ってると思い、店内を探したのですが今日は来店されていないようでした。残念です。


やはり宮脇書店へ向かいます。
新品で買えば作家にお金がいきます。
俺はいつもその事をふまえ、できるだけ本は新品で買うようにしています。


到着し目的の本を探しました。しかし、やはり見つかりません。
あまり少女漫画のコーナーへは長く居たくないものです。
メルヘンチックなそのコーナーをゆっくりと歩き、チラチラと横目でブツを探し求め縦に往復する男のその姿は、とても滑稽だったと思います。


いい加減覚悟を決め店員に聞く事にしました。
店員は俺の要望を聞くと、「あさき…あさき…」と念仏を唱え文庫版のあさきゆめみしをすぐに探し当てました。まるで彼女は魔法使いのようでした。きっと日夜研究に勤しむ見習い魔法使いなのでしょう。


しかしこれで宮脇書店の俺に対する評価が、


毎日(たまに2回)来る怪しい男 から
毎日(たまに2回)来る少女漫画好きの怪しい男 になりました。


恥ずかしいですが甘んじて受けましょう。



俺が本気を出してvipの安価で東大を目指すことになった(仮)

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