昨年の11月にモスクワで行われた「第2回ジャパン・ポップカルチャー・フェスティバル」にAKB48が出演! 現地の観客も盛り上がったそうで、メンバーは「スパシーバ!」(ありがとう)などのロシア語でサービスしていたという
写真提供/AKS
アニメ、漫画、アイドルなど、“COOL JAPAN”として海外でも評価が高い日本のオタク文化。その人気はロシアでもすごいらしい。昨年11月にモスクワで開催された「第2回ジャパン・ポップカルチャー・フェスティバル」には約3000人が来場。アニメ『涼宮ハルヒの消失』の上映会やAKB48のライヴが催され、大いに盛り上がったそう。遠いロシアまで日本のオタク文化が広まってるなんて、けっこうビックリ!
そこで、ロシアのオタクカルチャーブームについて、日本でアニメ声優として活躍する、ロシア人のジェーニャさんに聞いてみた!
「ロシアでの日本アニメブームのきっかけは、90年代半ばにテレビ放送が始まった『美少女戦士セーラームーン』。その後、都市部に日本アニメの上映会などをする“アニメクラブ”というオタクのサークルができました。彼らがオタク文化を広めていったんです」
2000年ごろにインターネットが普及し始めてからは、一気にブームが加速。今では、ネット動画で日本の最新アニメをチェックするのが“オタク”たちの間では常識になっているのだとか。
「ただ、ロシアでは『ドラえもん』のように日常を描いたアニメよりは、『新世紀エヴァンゲリオン』のようなSFなど、独特の世界観があるアニメの方が人気が出やすいですね」
また、AKB48の人気も、アニメの影響が大きいらしい。
「AKB48には、アニメキャラを思わせるようなキュートさがあります。クールで現実的なロシアの女の子を見慣れているロシアの男性にとって、彼女たちが見せる仕草のひとつ一つが新鮮なんですよ」
確かに、AKB48のキャッチフレーズや制服はアニメキャラっぽい!
「アイドルやアニメファン同士なら、初対面でもその話題を通じてすぐに仲良くなれます。この“人を繋げる力”はすごい!」
今後も過熱しそうなロシアの“COOL JAPAN”ブーム。“萌え”がロシアの流行語になる日も近い!?
(岡本温子/short cut)
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