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覚醒剤1キロ密輸 中国組織か

1月18日 17時39分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

中国から密輸されたおよそ1キロの覚醒剤の受取人になっていたとして19歳の中国人の少年が逮捕され、警視庁は背後に中国の組織が関わっているとみて調べています。

逮捕されたのは19歳の中国人の少年です。警視庁の調べによりますと、少年は、今月10日、東京・台東区のアパートで覚醒剤を別の中身に差し替えた荷物を受け取ったとして麻薬特例法違反の疑いが持たれています。東京税関が、今月5日に中国から国際郵便で送られてきた荷物を調べたところ、覚醒剤およそ1キロ、8000万円分が隠されていることが分かり、警視庁が別の荷物に差し替えて捜査したところ、少年が受け取ったということです。警視庁によりますと、少年は、先月上旬、短期滞在の資格で香港から日本に入国し、1人でアパートに滞在していたということです。調べに対し少年は、「中国にいるボスから『借金を帳消しする代わりに日本で仕事をしろ』と言われ日本に来た。入国後、覚醒剤の受け取りと気付いたが断り切れなかった」と供述しているということです。警視庁は背後に中国の組織が関わっているとみて密輸ルートの解明を進めることにしています。