大阪市の橋下徹市長が年明けから短文投稿サイト「ツイッター」で特定の大学教授らへの批判をエスカレート、「無責任な商売だ」などと挑発を繰り返している。“標的”は先の市長選で橋下氏と対決した平松邦夫前市長を応援した面々が多く、選挙結果を受け不満を一気に吐き出している格好。教授らは「単なる悪口」と基本的には静観の構えだ。
「学者は何もしない。人に文句を言うだけ。ほんと気軽」。共通するのは、自身に批判的な有識者に辛辣な言葉を浴びせかけるスタイルだ。橋下氏は1投稿につき140字以内のツイッターを、一度に連続して書き込むのが特徴。深夜に数十回更新することも多く、目的を「ストレス発散」と言い切る。昨年11月の市長選では公選法で禁じられた告示後の“つぶやき”を試みようとして、周囲に止められた。
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