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情報科学研究科の学生にRICOH&Java Developer Challenge 2011のグランプリ
情報科学研究科の学生チームがRICOH&Java Developer Challenge 2011におきまして、グランプリを獲得しました。これは、デジタル複合機(MFP)上で稼動するビジネスアプリケーションのアイデアを出し、それを実装する一連の開発技術を競う、学生の組込みJavaプログラミングのコンテストで、今年で第4回目となります。昨年6月から半年以上に及ぶ本コンテストに、全国の27校34チームが挑戦し、最終選考会で初参加の本学チームがグランプリを受賞しました。
■受賞年月日
2012年1月12日(木)
■チーム名
「tAsktoys」
■メンバー
リーダー:加藤裕 (敷田研究室)、岡本拓海(丁研究室)、佐甲敦彦(田中研究室)、佐藤祐一郎(飯田研究室)、高雄智成(池田研究室)、戸村圭佑(島津研究室)、柳澤大治(鈴木研究室)
■受賞システム名
NUImagio - Document Storage - (Kinectを使ったMFPの操作実行)
■受賞理由
グランプリに輝いた北陸先端科学技術大学院大学チームは、「簡単な操作」と「高度なセキュリティ」をコンセプトに、Kinectのカメラを使い、顔画像や体の動き(モーション)、音声によるMFPの認証機能を実装しました。MFPの操作パネル上でのユーザーIDやパスワードの入力作業やIC カードが不要であることに加え、障がい者向け機能としての可能性についても示唆しました。審査では、オブジェクト指向の設計技術やシステムの機能仕様書、操作説明書、ソースコードなどの技術評価に加え、独創性や実用性、Javaプログラミングスキル、デモ、プレゼン能力などが総合的に評価(審査シート)されます。特に、同チームは技術点も含め各審査項目でバランスよく得点を重ね、初参戦でグランプリ獲得という快挙を成し遂げました。
詳細は下記のURLをご覧ください
http://www.ricoh.co.jp/javachallenge/index.html
■受賞にあたって一言(リーダー加藤さん)
厳しい審査を経て、参加している全27校34チームの中で最高の評価を頂き感激しております。今回結成したチームは、全員が異なる研究室から構成されており、研究室の垣根を越えて各分野の尖った能力を1つの作品へ結集できた事が最大の勝因と考えています。また、快くコーチを引き受けてくださった赤木教授をはじめ、学生のニーズに柔軟に対応する校風や、高速・高信頼で利便性の高い高度な情報インフラといった本学が提供する素晴らしい環境がチームのプロジェクト進行において大いに助けになった事は言うまでもありません。
本学では初めての試みとなる本コンテストの参加にあたってご尽力頂いたメンバーや関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
左から北川審査委員長、戸村さん、佐藤さん、加藤さん、高雄さん、岡本さん、柳澤さん