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【芸能・社会】

土器片に最古のいろは歌 三重・斎宮跡 

2012年1月18日 05時05分

 平仮名で「ぬるをわか」と「いろは歌」が書かれた土器片=17日午後、三重県明和町の斎宮歴史博物館

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 伊勢神宮に仕える皇女「斎王」が過ごした斎宮跡(三重県明和町)から出土した平安時代後期の土器片(11世紀末〜12世紀前半)に、平仮名で「いろは歌」が書かれていたことが分かり、17日、三重県立の斎宮歴史博物館(同町)が発表した。同館によると、平仮名のいろは歌が書かれた出土品としては日本最古となる。

 同館は「女官が文字を練習するために書いたのではないか」と推測。

 「土師器」と呼ばれる素焼きの土器片4個の両面に、墨で約1センチ四方の大きさの平仮名が記されていた。土器片をつなぎ合わせると、皿の内側に「ぬるをわか」、外側に「つねなら」と書かれていた。

(共同)
 

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