【ニューヨーク=共同】インターネット上の百科事典「ウィキペディア」を運営するウィキメディア財団は16日夜、米東部時間18日午前0時(日本時間同日午後2時)から24時間、英語版ウィキペディアの閲覧サービスを停止すると発表した。
米議会で審議中のオンライン違法コピー(海賊行為)防止法案に抗議することが目的。同財団は「法案が通過すれば自由で開かれたインターネットが深刻な打撃を受ける」と指摘している。
他の一部ウェブサイトも法案に反対してサービス停止を計画中で、法案を後押しする音楽・映画業界とサイト運営企業の対決という構図にもなりそうだ。
AP通信によると、反対派は、法案が技術の発展を阻害し、言論の自由の制限につながる可能性があると主張。オバマ米政権も知的財産保護の必要性は認めながらも法案には懸念を表明した。
昨年10月には、イタリア政府の法案に抗議してウィキペディアのイタリア語版サイトがサービスを短期間停止したことがあるが、英語版はこれが初めてという。
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、ウィキペディア共同創始者のジミー・ウェールズ氏の話として、サービス停止で2500万人の利用者が影響を受ける見込みと報じた。
ウィキペディア、インターネット
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