なぜ猫臣の攻撃に対して対抗するのか……。
それは言うまでもなく厳霊の発動で、『日月神示』には次のように示されている。
「この神は従ふ者にはおだやかざが、さからふ者には鬼となるのざぞ」
「艮の金神はこの世の閻魔と現れるぞよ」
先月、ゴッドから以下のメールが届いた。
その件について獣は協力できなかったが、昨日、次のメールが届いた。
この仕事が成功したら10億の負債など一瞬で片付き、獣の世界支配計画がいよいよ稼働となる。
つまり、獣の邪魔をするという事はゴッドの邪魔をする事に直結する。
その結果、出資者たちに10億円を返済できなくなり、地球救済の文明転換事業への進出の道も閉ざされる。
それだけではない。
ゴッドの側近も既に2人がマフィアに消されていて、更に死者を増やす可能性も高い。
味方というか提携(?)しているマフィアも存在するが、ビジネスとしてゴッドが関わっている国際金融マフィアは、期日までに約束を守らないと怖いらしい。
獣とゴッドの数多くの協力者の不幸や死、究極的には人類滅亡ををほくそ笑んでいる猫臣を野放しにする訳にはいかない理由がご理解頂けるだろうか。
イザとなれば、勝手に猫臣との婚姻届を提出し、猫臣を獣の花嫁にして諸問題の対策や解決に当たる計画もある。
獣が名古屋に住んでいた頃、泥酔していて記憶にないのだが、獣が猫臣に「結婚しよう」と言ったらしいので、その約束を果たすだけである。
また、猫臣が援助してくれた20万円、後に「あれは手切れ金」というメールが届いたが、その後も猫臣のストーカー行為は続いているので手が切れた訳ではなく、結婚の約束も依然有効という事になる。
猫臣にとっては、まさに地獄の婚姻届となるが、
それはやむを得ない事であると同時に必然でベストでもある。