大量の覚醒剤を密輸したとして、横浜税関は12日、ノルウェー国籍のシグード・ナス・スベンソン被告(21)=覚せい剤取締法違反の罪で起訴=を関税法違反(禁制品輸入)容疑で横浜地検に告発した。
告発容疑は昨年10月19日、スーツケースなどに隠した覚醒剤約3・8キロ(末端価格約3億440万円相当)をトルコから発送させ、同27日に国内に輸入したとしている。
横浜税関が同日、郵便事業会社川崎港支店で覚醒剤を発見。荷物を受け取るのを確認し、県警は11月1日、スベンソン被告を覚せい剤取締法違反と麻薬特例法違反の疑いで逮捕していた。【山下俊輔】
毎日新聞 2012年1月13日 地方版