東京 震災がれき専用コンテナ
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東京 震災がれき専用コンテナ

1月17日 21時8分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

被災地のがれきを受け入れている東京では、今後、清掃工場に直接運んでがれきの焼却処理が行われることから、こうした清掃工場に運び込みやすいように、通常より小さいサイズのがれき専用のコンテナが作られました。

このがれき専用のコンテナは、被災地からがれきを運ぶ運送会社や東京都、JR貨物が協力して作ったもので、長さおよそ3メートル70センチで、通常のコンテナの半分ほどの大きさが特徴です。東京では今後、23区と多摩地域の自治体が被災地のがれきを受け入れ、一般家庭のごみを処理している清掃工場で焼却処理する方針で、新しいコンテナは、こうした清掃工場にも運び込みやすいようごみ収集車とほぼ同じ大きさにしたということです。コンテナの後ろにある排出用の扉には、がれきが飛び散らないよう、隙間をビニールで覆う工夫もされています。17日は、東京・品川区の東京貨物ターミナル駅で、JR貨物や東京都、コンテナメーカーなどの担当者が完成したコンテナの出来上がりを確認しました。コンテナには、「心をひとつにがんばろう!東北」と書かれていて、JR貨物環境事業部の小栗信輔副部長は「安全で確実な輸送を行って、みんなで力を合わせて被災地のためになればと思っています」と話していました。JR貨物は、この新しいコンテナを積んだ、がれき専用の貨物列車を走らせることも検討しています。