ここから本文エリア 現在位置:asahi.com> マイタウン> 福岡・北九州> 記事 「原発廃炉、5千人結集を」2012年01月13日 東日本大震災の発生から1年を迎える3月11日、脱原発を訴える5千人規模の集会を北九州市小倉北区で開こうと、同市の大学教授らが12日、実行委員会を立ち上げた。実行委は「原発を廃炉に追い込みたい」として、幅広い層の参加者を求めている。 集会は「さよなら原発!3・11北九州集会」。昨年11月に福岡市で約1万5千人を集めた同様の集会の運営にかかわった人たちが企画した。 実行委には11日現在、大学教授や会社員、主婦ら84人が名を連ねており、12日、北九州市小倉北区であった発足集会には約130人が参加。発起人の棚次奎介・北九州市立大名誉教授は「福島の事故で原発が危険だとはっきりした。廃炉にしないといけない」とあいさつした。 実行委は、定期検査で4月以降に国内の全原発が停止し、再稼働への原発推進派の巻き返しが予想されるとして、集会を3月に設定した。実行委は「九州電力も会長と社長が交代するからには、再稼働に向けた動きを増すはず。『原発はいらない』との声を集めたい」としている。 集会当日は、北九州市小倉北区のメディアドーム横から、九電北九州支社までデモ行進する。 今後、京築、遠賀、筑豊を含めて広報活動を繰り広げる予定。参加者のほか、スタッフも募っている。問い合わせは実行委事務局(090・9478・6195)へ。(菊池文隆)
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