東日本大震災から1年となる3月11日に、北九州市で脱原発を訴える「さよなら原発!3・11北九州集会」の実行委員会が12日、発足した。実行委は5千人を超える市民の参加を目指し、草の根活動で賛同者を募ることを確認した。
実行委結成集会には、大学教授や医師、学生らの呼び掛け人を中心に約130人が参加。代表呼び掛け人の棚次奎介(たなつぐけいすけ)北九州市立大名誉教授は、昨年11月に福岡市で開かれた脱原発の市民集会に約1万5千人(主催者発表)が参加したことを強調し「原発は危険の塊。立場を超えて原発ゼロへ協力していこう」と訴えた。
北九州集会は、小倉北区の三萩野公園で開催。その後、九州電力北九州支社まで約2キロをパレードする。問い合わせは同実行委事務局=090(9478)6195。
=2012/01/13付 西日本新聞朝刊=