警察が覚醒剤所持の現行犯で誤認逮捕し釈放
(福岡県)
福岡県警は17日、覚醒剤所持の現行犯で会社員の男性を誤認逮捕し、釈放したと発表しました。捜査員が覚醒剤の検査試薬の反応を見間違えたことが原因でした。警察によりますと、17日午前2時すぎ、北九州市小倉北区で道路の真ん中に車が止まり、中で会社員の男性が寝ているのが発見されました。車内からポリ袋に入った白い粉末が見つかったため捜査員が簡易鑑定を行ったところ、覚醒剤に似た反応が出たことから、警察は男性を覚醒剤所持の現行犯で逮捕しました。ところが、その後の正式鑑定で覚醒剤ではなかったことがわかり、午後1時に男性を釈放したということです。県警は現場が暗く、簡易鑑定を行った捜査員が検査薬の反応の色が若干薄かったことなどに気づけなかったと説明していて今後、再発防止に努めるとしています。
[ 1/17 18:24 福岡放送]