NHK福岡のニュース　福岡放送局

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暴力団排除めぐり狙われたか

１７日朝早く、中間市の路上で、建設会社社長の男性が男に拳銃で腹などを撃たれて大けがをした事件で、警察は男性の会社が暴力団排除に向けた取り組みを強めていたことから、暴力団に狙われた可能性もあるとみて調べを進めています。
１７日午前５時半ごろ、中間市の建設会社「黒瀬建設」の社長黒瀬隆さん（５２）が、会社の事務所の前で近づいてきた男に突然、拳銃で腹や腕を撃たれ全治１か月の大けがをしました。
男は少なくとも２発を発砲して拳銃を持ったまま立ち去り、警察は手口などから暴力団による犯行の疑いが強いとみて、殺人未遂事件として捜査しています。
警察によりますと、黒瀬さんが社長を務める建設会社は、福岡県や北九州市などが発注する公共工事を受注しているほか、大手建設会社が発注する工事などで下請け業者の選定などを行っていたということです。
また、黒瀬さんの会社は去年１１月、地元で開かれた暴力団追放の市民大会に参加していたほか、先月には北九州市が発注した道路工事で、警察や市とともに暴力団排除に向けた対策を検討する会議に、出席するなどしていたことが警察への取材でわかりました。
警察は、黒瀬さんの会社が暴力団排除に向けた取り組みを強めていたことから、暴力団に狙われた可能性もあるとみて捜査を進めるとともに、工事をめぐるトラブルがなかったかどうかも調べています。

01月17日　18時45分

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