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地方
韓国の原研職員ら 液体ナトリウム研修 福井
2012.1.17 02:13
韓国原子力研究所の職員ら6人が16日、日本原子力研究開発機構の国際原子力情報・研修センター(敦賀市)で、液体ナトリウムの取り扱いに関する研修を始めた。20日まで。
韓国は、福島第1原発事故後、原子力政策の積極的な推進を明示。平成40年に高速炉の原型炉(出力60万キロワット)、52年頃に商業炉(同120万キロワット)の運転開始を予定している。
また、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の装荷と増殖実験は、今後の米韓原子力協定の見直しで決まる。
昨年秋には、ナトリウム試験ループ施設を建設。将来的に世界中から研修生の受け入れを計画しているという。
今回の研修は、韓国側からの依頼で実施。この日、研修団は、高速増殖炉「もんじゅ」(同市)などを見学して回った。研修団のオー・ジャエ・ヒュウク代表は「設計など卓上の理論が主だったため、実際に液体ナトリウムを取り扱う経験を積みたい」と話していた。
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