JAXA ウイルスで情報漏えいか
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JAXA ウイルスで情報漏えいか

1月13日 23時36分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

宇宙航空研究開発機構の職員のパソコンがウイルスに感染し、およそ1000人分のメールアドレスや日本の宇宙輸送船「HTV」の設計に関する情報などが漏えいしたおそれがあることが分かりました。

ウイルスに感染したのは、宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センターに勤務する30代の男性職員が使っていた業務用のパソコンです。宇宙航空研究開発機構が調べたところ、去年7月、このパソコンに職員の知人の名をかたって、懇親会に誘う内容のメールが送られてきて、職員が添付ファイルを開いたところ、ウイルスに感染したということです。この感染で、パソコンに保存されていた宇宙航空研究開発機構の職員や宇宙機器関連メーカーの社員など、およそ1000人分のメールアドレスや、日本の宇宙輸送船「HTV」の設計に関する情報、それにNASA=アメリカ航空宇宙局の文書にアクセスするためのIDやパスワードが漏えいしたおそれがあるとしています。宇宙航空研究開発機構は、宇宙開発に関係する機密の情報が漏えいした可能性はないとみていますが、関係機関に連絡を取って影響を調べるとともに再発防止を徹底することにしています。