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【プロ野球】

火の玉ストレート進化させる 球児がレベルアップ宣言

2012年1月17日 紙面から

自主トレを公開し、キャッチボールをする阪神・藤川=沖縄県宜野座村で

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 阪神の藤川球児投手(31)が16日、沖縄県宜野座村の宜野座球場で行っている自主トレを公開した。この日は軽めの調整だったが、今回の自主トレでは「強いボール」を求めて昨年同様の走り込みに加え、下半身のウエートトレを重点的に取り組んでいることを明かした。

 虎の絶対的守護神がもうワンランクレベルアップすべく、“進化型火の玉ストレート”の開発へと乗り出していた。「スピードはもともとそこまで出るものではない。求めるものは強さ」。名だたる強打者を牛耳ってきたホップするような真っすぐ。今年さらにすごみが増すことになる。

 中日の落合前監督のアドバイスで、シーズン終盤も変わらず力を発揮すべく、昨年の自主トレから精力的に走り込むようになった。今年も毎日8〜10キロ走り、変わりない。ただ体が慣れたことで体力的に余裕が出た。その体力を、真っすぐを改良するために必要な下半身強化に回した。

 今年から投手キャプテンに就任。投手陣をまとめるのが責務で、率先する立場だからこそ、ともに汗を流す筒井、鶴、西村に精力的にアドバイスしている。「アスリート、野球選手としてはそんなことをやっている場合ではないけど」と笑ったが、自慢のストレートを磨くことに余念はなかった。(島田明)

 

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