2011年11月21日 10時45分 更新:11月21日 12時33分
今秋のプロ野球ドラフト会議で日本ハムに1位指名された東海大の菅野智之投手(22)が入団を拒否する意向を日本ハム側に伝えたことが21日、大学関係者への取材で分かった。希望する巨人の指名を受けるために1年間浪人する方針で、同日午後に本人が会見する。
巨人・原辰徳監督のおいにあたる菅野は最速157キロの本格派右腕で、今秋には首都大学リーグ新記録の通算14完封を達成するなど、ドラフトの注目候補だった。巨人が早々に1位指名を公言したこともあり、単独指名の見方もあったが日本ハムも指名。抽選の末に、日本ハムが交渉権を獲得した。菅野は、7日に指名あいさつを受けた際は「じっくりと自分の意思で考えたい」と話していた。【岸本悠】