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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
今、読むべき本,
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レビュー対象商品: 大震災 欲と仁義 (単行本)
日本人であれば誰しも関心を抱かざるをえない3・11。
それゆえに、震災について取り上げた雑誌の記事などはセンセーショナルなものが多く見受けられる。 この本も例外なくそういったことがらを扱っている。扱ってはいるのだが、全編を通してその視点は柔らかい。 被災者の生活やそれを取り巻く環境、政府の対応を、煽り、叩く論調があふれる中で、この本はなんとも緊張感がない。 ただ、それが妙に腑に落ちる。 被災地を訪れる作者含む女性3人の発言や行動は、連日の報道とはかけはなれた実に日常的なものばかり。 まるで旧知の友人を尋ねるような物腰で描かれ、イラストもゆるい。 そんな中、ときおり胸に刺さる描写が織り込まれる。わたしたちの日常が震災以降激変したことを痛感させられる。 この本を不謹慎だと感じる読者は少なくないだろう。しかし、これから長く続く復興をしかめっ面だけでやりとおせるとは到底思えない。 この本に登場する作者や同行者、被災者の方たちは、すでに震災を日常に飲み込んでしまっているのだろう。 日本中が震災以降、本来の姿ではない生真面目さをお互いに押し付けあうこの時期に、こういった切り口の本は貴重だ。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
気になって読む本,
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レビュー対象商品: 大震災 欲と仁義 (単行本)
人間が自然を前にしていかなる行動をとるのか。
避難生活からヒョイと浮かび上がる人間生身の姿。それを荻野アンナ流の軽妙なタッチで描き出している。 現実の残酷さを伝える写真とそれを笑い飛ばそうとするかわいいイラストがテキストを上手に包み込んでいる。 何故かテキスト内に所々出てくるブロック体で書かれた言葉が気になる。著者に聞いてみたいところである。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
あんまり暗くない震災本,
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レビュー対象商品: 大震災 欲と仁義 (単行本)
被災地の細かい生活ぶりがわかるのが興味深かったです。
この人たちみたいに現地にはいけないけども、本の購入代金が寄付されるみたいだし 読むボランティア(!?)に少しはなったのかもしれない。
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5つ星のうち 4.0
問題提起
ゲリラ隊の題名のもとに軽く飛ばした印象があるが、後半の商工会議所の山田(仮称)氏の行動は色々と参考になる。... 続きを読む
投稿日: 11日前 投稿者: iccinc
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