木嶋被告、避妊薬飲み男性には精力剤
スポーツ報知 1月17日(火)8時2分配信
練炭自殺に見せかけ交際相手の男性3人を殺害したとして、殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判第4回公判が16日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で行われ、同被告が逮捕されるまで交際していた男性が検察側の証人として出廷した。
男性は木嶋被告と04年ごろから交際を始め、月数回のペースでデートをしていた。最後まで同被告が使用した偽名の「吉川桜」を本名と信じ、「私はピアノ講師で、父は弁護士、母は事業をしている」と告げられていた。木嶋被告は避妊薬を服用する一方、男性には、精力剤を贈るなど真剣交際が続いたという。
検察側は09年8月5日に亡くなった大出嘉之さん(当時41歳)から470万円をだまし取り、殺害したとしている。大出さんが470万円を銀行で引き出した後に、木嶋被告の携帯電話から400万円の札束写真が「パパからのお小遣い」として男性にメールされており、男性は「あり得る話と思ったが、(金額が)多いと思った」と話した。
大出さんの死去後には結婚を巡ってケンカになったが、木嶋被告は「木内和歌子」という架空の親友をねつ造。契約する別の携帯電話から男性に「『ほかの男性は考えられない』と言っていました。お騒がせなカップルですね」などのメールを送信していた。弁護側は、男性から精神的暴力を受けており、「本気で結婚は考えていなかった」と主張している。
男性は木嶋被告と04年ごろから交際を始め、月数回のペースでデートをしていた。最後まで同被告が使用した偽名の「吉川桜」を本名と信じ、「私はピアノ講師で、父は弁護士、母は事業をしている」と告げられていた。木嶋被告は避妊薬を服用する一方、男性には、精力剤を贈るなど真剣交際が続いたという。
検察側は09年8月5日に亡くなった大出嘉之さん(当時41歳)から470万円をだまし取り、殺害したとしている。大出さんが470万円を銀行で引き出した後に、木嶋被告の携帯電話から400万円の札束写真が「パパからのお小遣い」として男性にメールされており、男性は「あり得る話と思ったが、(金額が)多いと思った」と話した。
大出さんの死去後には結婚を巡ってケンカになったが、木嶋被告は「木内和歌子」という架空の親友をねつ造。契約する別の携帯電話から男性に「『ほかの男性は考えられない』と言っていました。お騒がせなカップルですね」などのメールを送信していた。弁護側は、男性から精神的暴力を受けており、「本気で結婚は考えていなかった」と主張している。
最終更新:1月17日(火)8時2分
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