FXポートスタジオ モデル運用ブログ

本ブログでは、FXポートスタジオを使って作成した、タイプの異なる3つのスワップ狙いのポートフォリオを運用し、マーケット分析を交えながら、その経過を定期的に報告するものです。運用口座は、為替レートやスワップ金利など、すべて実際の運用と全く同じ条件とするために、サザインベストメント社で特設したライブ口座を使用しています。

当ブログから『FXで究極の海外投資』PanRolling社1月18日発売

投稿日 : 11年 12月 24日 11:09

一昨日、漸く入稿しました。
11月に入ってからは、殆どが執筆に終われ、ブログ更新から
ポートスタジオ関係の記事も殆どかけず仕舞い。

「ブログ書く時間ぐらいあるだろう」といわれたのですが、
執筆中は、些細なエネルギーも本の方に費やしたくて、ブログを一つ書く余力も
惜しい感じです。
これは実際に本を出す事になって初めて気が付いたことです。

とにかく言いたいことは概ね放り込めたと思います。
ブログでも随時内容についてはご報告していきます。

詳しい情報は、以下トレーダーズショップよりご覧下さい。


http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775991114

FXで究極の海外投資 為替変動に左右されない金利貯蓄型運用
結喜たろう, 北山広京
パンローリング
A5判 336頁 2012年1月発売
2,100円 (税込) 国内送料無料です。カードも手数料無料です。
予約受付中! この商品は 1月18日に発送できる予定です。 (発送可能時期について)

激動するFXでスワップ金利どころか
大切な資金が吹き飛ばされないための
リスク管理の考え方とポートフォリオの作り方とは!

「保有しているだけでお金がもらえる」
レバレッジをかけるほど、高金利通貨を買うだけで
毎日スワップの利益が入ってくると大流行したFXのスワップ運用。

ただし、高金利通貨が値を下げてしまえば
(そしてスワップ益を狙ってレバレッジをかけてしまうほど)、
スワップの利益では「焼け石に水」でしかないような、大きな損失が出る。

例えば、リーマンショックで高金利通貨が大きく変動したときに、
「スワップ派」は壊滅的な打撃を受けた。
以来「結局スワップ運用なんか儲からない」という声も多い。

だが、本書の著者は「それは間違ったスワップ理論が広まっていたからで、
正しい理論で運用すれば、リスクはコントロールできたはずだ」という。
そのことを、金融工学のアプローチから解明していく。

また、安定したFXポートフォリオを算出できる「リスク分析ツール」も配布、
使い方も解説(本文にダウンロードURLあり)。

「どれだけ多くのリターンを得るか」ではなく、
「為替変動の影響が少ない安定したポートフォリオを作ることによって、
継続的に、堅実に、スワップの収入を得る」ための本。


ポイント
スワップ益をとるものなので、値動きにビクつく必要がない
投資信託の毎月分配型よりもはるかに低リスクの運用が可能
長期投資でも株式では20年以上も低迷している時期があるが、収益源はレートの上げ下げではないので、着実な収入を狙える
経済環境にもよるが、レバレッジをかければ高パフォーマンスも狙える
ポートフォリオ作成のツールが用意されている
自分でリスクとリターンをある程度コントロールしていける
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介入継続?

投稿日 : 11年 11月 07日 11:33

日銀の介入が引き続き行われてる可能性があるようですね。
今年の3月と8月にも同様の介入を行いながら、
それも1日で終わってるということですが、
今回は、過去最大規模の7兆円だったとか。
 
米ドル円のチャートを見れば、78円水準で買い支えが続いてるようです。

保有通貨で、CAD/JPYが裁定により介入時に一気に上昇しましたが、
今はほぼ介入前の水準まで戻っていますね。
全般的な円安誘導にはまだまだ難しいのかも知れません。

ユーロの問題は、小康状態ですが、いつ突発的な値動きが発生するからわからないので
引き続き、ユーロ建てに関しては注視していきたいと思います。

現在、ZAR,TRYを、ユーロで「売り」建てていますが、ユーロ売りに比べて、
新興国通貨の売りが強く、夏場の上昇でポートフォリオが多少のダメージを
受けていますが、現在はもみ合い状態ですね。

リバランスで違う通貨に建てかえるかは思案中です。
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近況状況と今年に入ってからのマーケットを鳥瞰して

投稿日 : 11年 11月 04日 07:42

 久々の更新です。

 まず近況報告からですが、パンローリング社から出版予定の『スワップ派のためのFXポートフォリオ(仮題)』の方が大詰めに入っていまして、そちらの方の執筆と、おまけでつけるリスク分析ツール、その他エクセル計算シートの開発やチェックで、時間をとられ、なかなかブログまで手が回らず仕舞いでした。

 本の方は原稿は一通り書き上げたのですが、プログラム系のおまけが多いので、計算式や埋め込み関数にバグやエラーがないかをチェックするのに時間かかっています。担当の方からも、面白い本ですとのお墨付きは頂いているので、途中色々推敲チェックや構成変更などの手直しを入れて、分量も大幅に増えてしまっています。それなりのものにはなるかなと思っています。なんとか年内には出版したいと思っているのですが、恐らく来年の頭に持ち越すことになるかなと思っています。


 ただ、出版本の中で無料配布するリスク分析ツールに関しては、無料で扱えるものとしては、かなりのレベルだと思いますので、その辺りは期待していただけると嬉しいなと思います。

 さて、マーケット分析の方ですが、今年の7月あたりから米国債のデフォルト騒動、そしてギリシャ破綻懸念によるユーロ結成以来の危機が叫ばれ、ものすごい乱降下を繰り返している状態だと思います。6月に円スパ取材で簡単なポートフォリオを作成して、紙面にてご紹介しましたが、わずか1ヵ月で6%の上昇と目標利回りをあっという間に達成しました。その際、一旦利確して、ノーポジになることをオススメしましたが、それは市場が分析予想を上回るボラティリティーへと変化したためです。
私自身の運用もそこで一旦止めて利益確保をしています。ただし、先月から再びポジションは取っています。
 スワップ派のエントリーとしては今の時期はそんなに悪くないかなとは思います。ただし、まだしばらくは荒れている状態なので、レバレッジはせいぜい3倍程度に抑える必要があるでしょう。また、狙う利回りも6?10%程度ではないでしょうか。

 今年の1月からの各国のレート推移とボラティリティーを見てみます。

20111101.jpg

 3月の東日本大震災でものすごい円高と強調介入による戻し。それに伴うボラティリティーの増加がわかります。
 その一方で8月辺りを見て下さい。やはり同じように急激なボラの増加が起きています。特にスイスと南アフリカに関しては3月のときよりも大きな変動に見舞われています。
 また米国に関しては10月31日に史上最高値をつけている状態から強調介入によるボラの増加も発生しました。まだしばらく、相場状況は荒れてくると思います。エントリーを考えるのであれば、あまり過剰なレバレッジはかけない慎重な方針が望ましいでしょう。また急激な利益増大に関しては、その都度、こまめに利確してしまった方が良いかと思います。急激な下降に関しても同様です。ただ、ここ最近の傾向としては比較的ボラは高いものの、数日から数週間単位で激しく上下にもみ合っている状態ですので、低レバレッジでドローダウンがせいぜい10%程度に治まる戦略であれば、そのまま市場が落ち着くまでは放置でも良いかも知れません。リバランスコストが掛からないようでしたら、こまめにリバランスも良いでしょう。

 

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サザ版のお申し込みフォームついてのお知らせ

投稿日 : 11年 09月 09日 07:20

サザ版のFXポートスタジオの申し込みにつきまして、

うまく入力フォームが表示されずに、何度もサザのID確認のページに

戻ってしまうという報告が何件か入っています。

現在、原因を調査中ですが、原因には、申し込みをする際の

アクセス端末などの相性もあるようでして、まだ、しばらく時間が掛かりそうです。

どうしても申し込みフォームからのアクセスが出来ない方は

メールにてお申し込みをお受け致しますので、

大変恐縮ですが、以下のアドレスまでご連絡いただけたらと思います。

こちらをクリック 

また、お問い合わせのお返事は、1日から2日以内にはお返ししていますが、

お返事がないとの再連絡もございますので、もし該当する方は、

いまいちど、メールボックスをご確認いただけたらと思います。

yahooメール、hotmailなどの場合、稀に迷惑メールへ振り分けられることが

あるようですので、ご確認ください。

 

結喜たろう

 

追伸)

先日、ロブブッカー・ジャパンのホームページリニューアルに伴う作業で、

ポートスタジオ特設サイトが一時的に消去されるという事故が発生したようです。

基本的な部分は回復させましたが、一部、データが消去されたままになっており、

もしかしたら、その影響もあるかも知れません。

みなさまにはご迷惑をおかけしました。

 

 

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ここ2ヶ月のマーケット状況を振り返って

投稿日 : 11年 08月 16日 18:30

約2ヶ月ぶりのマーケット分析です。

特に説明するまでもなく、例の米国債のデフォルト騒動による相場の崩れがハッキリと現れています。
スイスフランだけが円に対して、妙に高く上昇しましたが8/10辺りから急激に力尽きた感じに
下落しています。

トルコリラは、利下げの影響がダラダラと出ています。

0816為替レート変動比較.jpg


ただ、全般的に8/11前後を境に、徐々に対円では回復の兆しはあるようです。
円ベースのポートフォリオを組んでいる場合は、少し戻りがあるようにも思います。

0816ボラティリティ分析.jpg

ボラティリティはかなり増大してきました。
トレード派としては、非常に面白い相場かも知れません。

スワップ派は、この数週間で10%近いドローダウンを食らった方も多かったかも知れません。
回復までには、半年近い時期を要するかも知れませんね。


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