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2012年1月17日3時2分

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理科の途中、退出続々 「不正の温床に」 センター試験

 15日に行われた大学入試センター試験の「理科」で、第1科目と第2科目の試験時間の間に設けられた解答用紙の回収配布を行う10分間に、トイレなどに集団で退出する受験生が相次いでいたことがわかった。「カンニングの温床になる」という苦情も出ており、大学入試センターは「実態を把握し、試験方法も含め検討する」としている。

 「地理歴史・公民」と「理科」は今年から試験方法が変わり、それぞれ2科目を受ける場合は130分を一続きとし、最初の60分に第1科目を解き、10分間で解答用紙を回収・配布、続いて第2科目を解く方式が採られた。マニュアルでは、中の10分間は原則としてトイレに出ることは禁止されているが、一般的に受験生が手を挙げてトイレ退出を求めた時は、受験番号を控えたうえで試験監督が付き添ってトイレの前まで同行することになっていた。

 ところが想定以上にトイレ退出を希望する受験生が出て、付き添うことができないケースが相次いだ。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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