石井苗子の健康術
2012年1月13日
家族の健康法
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(個人の健康法と家族の健康法が違う場合のストレス)
お正月をご家族でお過ごしになった方、今頃どっと疲れが出てはいませんでしょうか。
私は昨年12月26日に、家族で交替しながら、九州の久留米まで車を運転しました。どうして車なのかは、簡易ベッドを人数分積んでいたからです。目的は、九州に行ったきり帰ってこない長男のアパートに泊りこんで宿代を浮かすため。
高速道路を突っ走って行けば、新幹線や飛行機よりずっと安い旅行ができると計画したわけです。ついでに長男のガールフレンドにまで現地で会おうと言う図々しい家族。
本州から直行ですから、中国地方に入ったあたりで、さすがにくたびれてくる。山口県の山の中の高速道路を朝の4時ぐらいに走っていると、突然アクセルがきかない! 車がヘナヘナとなるではないですか。運転していたのは私です。故障かと青くなったとき、もっと青くなる事態に気が付きました。
ガス欠……。
山の中で辺りは真っ暗、零下3度。後ろからトラックが追い抜いていく。やっとの思いで路肩に入り、ハザードランプをつけてからが大変。このままでは家族が凍え死んでしまいます。24時間サービスの連絡先を持っていたのは私だけでした。ところが連絡すると登録がない! ほとんどパニック状態になってしまいました。
ガソリンの管理は運転手にあると、横で起きていた家族が盛んにそう言うのですが、普段と違う車なのでガソリンのメモリの位置が違うし、つい先ごろサービスエリアに用事はないと言われ通過したばかりなのに、なぜ私ばっかりに責任があるのかと、頭の中はストレスで満タン。でもとにかく早くガソリンを持ってきてもらわなければならない。
やっと他のサービス会社に交渉が成功し、夜明けごろガソリンが到着しました。車内はだんだん気温が下がり、賢い犬を乗車させてるわけでもないので、身体を温めてくれるものもありません。
昼ごろ無事アパートについたものの、私は興奮状態で眠ることができず、その夜戻ってきた長男と全員で焼肉レストランへ行ったあたりから現在まで胃腸の不調が続いています。
ストレスコントロールは仲良したちにこの体験話をすることで整えています。
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- プロフィール
- 石井苗子(いしい・みつこ)
- 誕生日:
- 1954年2月25日
- 出身地:
- 東京都
- 職業:女優・ヘルスケアカウンセラー
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コメント
もし私が同じ状況だったら、石井さんの様に冷静な対処は出来なかったと思います。
下手をすると、パニックで重大事故を起こしていたかも…。
いまはケータイを当たり前の様に所持しています。
でも、ついこの間までケータイ未所持だった私が、同じ様に冷静で居られたか…?
以前にバスで同じ道路(山陽自動車道ですよね?)を通りました。
冬場はかなり冷え込む道中かと思いますが、冷静なご対応は尊敬の一言です!
私も、女として冷静で正しい運転できる人間でありたいと思い、コメントを差し上げました。
長距離運転でガスの残量を気にしないとは…