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イラン核施設幹部暗殺「CIAとモサドが関与」

読売新聞 1月13日(金)23時23分配信

 【テヘラン=五十嵐弘一】イランの最高指導者ハメネイ師は12日、同国核施設幹部の暗殺事件について、米中央情報局(CIA)とイスラエル情報機関モサドが支援したと明言した。

 国営通信が伝えた。ハメネイ発言は、事件に米国やイスラエルの関与があったとイランが結論づけたことを意味し、イランと米国の対立は一層深まりそうだ。

 ハメネイ師は、中部ナタンツにある核施設幹部だったとされる核科学者モスタファ・アフマディロシャン氏が11日、首都で爆殺された事件を受け、同氏の遺族へのメッセージを発表、この中で、「このテロ事件の首謀者はCIAやモサドの支援を受けて犯行を実行した」と述べた。

 ハメネイ師はまた、イランの核開発が「国民の決意に基づく歴史的な運動だ」とし、「我々は固い決意を持ってこの道を歩み続ける」と、核開発継続の意思を明確にした。クリントン米国務長官は11日、事件への米国の関与を否定したが、ハメネイ発言が米国の主張をはねつけた形だ。イランでは過去2年で核科学者3人が殺害されたが、イラン当局は、いずれも米国やイスラエルが関与したと主張している。

最終更新:1月13日(金)23時23分

読売新聞

 

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