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【連続不審死公判】「学費援助断ったら態度変わった」 結婚詐欺未遂被害者証言
2012.1.16 20:56
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首都圏で起きた男性の連続不審死事件で、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の第4回公判が16日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれた。この日も、東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=の事件の審理が引き続き行われた。
午前は、木嶋被告が真剣に交際していたとされる男性が出廷。平成15、16年ごろから交際が始まったと説明する男性に、検察側が質問を重ねた。
検察官「被告から金銭を要求されたことは」
男性「一度もない」
検察官「一緒に旅行に行っているが、その際の支払いは」
男性「半々ではないが、お互い出し合っていた」
さらに、検察側は、木嶋被告が男性に送った「あなた以外の男性は考えられない」という趣旨のメールを朗読した。
弁護側は初公判で、「木嶋被告はこの男性とは結婚する気はなかった」と正反対の主張をしている。この日の反対尋問では、木嶋被告と男性は「何度もけんかしていた」という証言を男性から引き出した。
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