五木＆由紀で「夜明けのスキャット」　ファンクラブ新年会

　演歌歌手の五木ひろし（６３）が１５日、東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で行われたファンクラブの新年会で、東京・明治座の２月公演「五木ひろし特別公演」（２月２日−３月４日）に向けての意気込みを語った。

　この日は、初日から１２日までの１１日間、第２部の「スペシャル・ライブ」にゲストとして出演する歌手の由紀さおり（６３）もサプライズで登場。米国の人気ジャズオーケストラ「ピンク・マルティーニ」とタッグを組んだアルバム「１９６９」の中から、自身のデビュー曲「夜明けのスキャット」を五木と息ぴったりのコーラスで披露した。

　同アルバムは世界２０カ国以上で発売され、大ヒット中。五木が「世界中の人が最高のボーカリストとして評価した。これはすごいことです」と由紀の偉業をたたえると、由紀も「初めての明治座の舞台に、五木ひろしさんから声を掛けていただいて本当にうれしいです。私の夢の実現の一つであります。歌のうまさを明治座でこっそり盗みたい」と尊敬のまなざしで座長を見つめていた。