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【グラニュース】


3新人、デビュー相手はチビッ子!!

2012年1月16日 紙面から

サッカー教室で子どもと1対1をする佐藤。後方は高原(左)と水野(右)

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 名古屋グランパスに今季U−18からトップ昇格で入団するFW高原幹(18)、MF水野泰輔(18)、DF佐藤和樹(18)が15日、小牧市内で行われた第7回東海ゴムサッカーフェスティバルに参加、サッカー教室で子どもたちと触れ合った。正式契約前の新人が公のイベントに出席することはクラブ史上初めて。しかも合計約6時間の長丁場で、参加児童も総勢449人という巨大イベントを任されるという異例の“プロデビュー”となった。

 これからプロの道で様々な経験を積んでいく3人が、入団前にいきなり大きすぎる初体験をした。小牧市が誇る巨大スポーツ施設に集まったのは、幼稚園年長組の1部から小学校高学年の3部まで、地元の少年サッカークラブを中心に449人。3人は2度の休憩を挟みつつ約6時間で、ほとんどの子どもたちと触れ合った。

 模範実技から始まり、個別練習、ミニゲーム、即席の質問コーナーやプレゼントコーナー、終了後のお見送りまで、盛りだくさんの内容。第1部終了後は「子どもは元気がすごく良くて、元気をもらった」と余裕の表情だった水野も、夕方には「めちゃくちゃ疲れましたね」と思わぬ密度に目を丸くした。ただ、3人とも最後まで笑顔を絶やさず、佐藤は「疲れましたよね。でも楽しかった。子どもが好きなんで」と声を弾ませた。

 ハードな1日だったが、貴重な経験となったのは間違いない。高原は「ファンやサポーターの方々を大事にしていかないとと実感した。これからも進んで取り組んでいきたい」と神妙に話し、佐藤は「まだトップチームでの活動が始まってないので、一足早くプロになった実感があった」と充実感を漂わせた。イベント後は慌ただしく豊田市に移動し、昨年末に優勝したJユースカップの優勝報告会にも出席。多くの参加者に激励され、プロでの活躍を誓っていた。 (宮崎厚志)

 

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