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【プロ野球】中畑流 宜野湾に特守ゾーン2012年1月16日 紙面から DeNAの中畑清監督(58)が15日、沖縄入りし宜野湾市の1軍キャンプ施設を視察し、ファンの近くで特守をするために、宜野湾球場のファウルエリアの芝を取り除くように市に改造を直訴、見せるキャンプへの意欲を見せた。 中畑監督の顔つきが変わった。宜野湾球場の三塁側ベンチ横。指さした先には、外野から続いている芝がファウルゾーンに、もみ上げ状にせり出していた。「そこに広がっている芝を、もう少しカットしてもらえませんかね。あってもあまり意味がないんじゃないですか」と宜野湾市建設部施設管理課の島徳一課長に直訴、その場で同意してもらった。 このエリアを、特守ゾーンとする考えだ。「あの場所ならスタンドに近くてファンの歓声、声援が聞こえる。最後の一歩がその声で踏み出せる。プロフェッショナルとしての特殊な場所なんだ」。この場所では、若き日に自分もノックを受けた思い出がある。プロ入り2、3年目には、長嶋茂雄監督から、ほぼ毎日ノックを受けた。オープン戦でミスした翌日、スタメン出場の試合直前にボールを追ったこともあったという。 「最後の一歩で届かなくても、ダイビングをしたらボールのバウンドが変わって捕れることだってある。あきらめちゃいけないんだ」 昨年までは特守をしてもほとんどユニホームが汚れなかったベイのキャンプ。中畑監督の直言は意識改革の始まりでもある。「なるべく自分が打ちたいんだけれど、ほかの人が打つことになるんだろうな」。ファンサービス満載だった長嶋監督のDNAを引き継いだキヨシ流のノックゾーンで、守備強化が急務の筒香がノックの雨を浴びそうだ。 (後藤慎一) PR情報
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