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【プロ野球】村田 ミスター看板弾宣言 名刺代わりの135メートルアーチ2012年1月16日 紙面から
今オフにフリーエージェント(FA)移籍した巨人の村田修一内野手(31)が15日、東京ドーム右中間最上段の「セコム」看板直撃弾を狙うことを宣言した。この日は、鹿児島県奄美市でDeNAの筒香、内藤らと自主トレ。長嶋茂雄・巨人終身名誉監督がCMキャラクターとしてほほ笑むセコムボードへの特大アーチをG党への名刺代わりにする。 2007年、08年に2年連続でセ・リーグ本塁打王に輝いた男のプライドがのぞいた。「これまでは(ハマスタ右中間の)崎陽軒のシウマイの看板を狙って打っていた。今度は長嶋さんですね」。昨季までは、地元横浜を代表する看板に照準を定めていたが、今季は、巨人のホットコーナーの先輩のミスターがターゲットになる。 広告看板に直接当たる本塁打を放った選手を表彰する「ビッグボード・スポンサー賞」が90年に制定されて以来、東京ドームでは89本の看板直撃弾が飛び出した。だが、それも10年7月にヤクルトのホワイトセルが放ったのが最後で、昨年の低反発球導入後はゼロ。ドーム関係者によると、セコムの看板に当てるためには最低でも135メートルの飛距離が必要。右打者には厳しい条件だが、逆方向への1発は村田の代名詞。大砲としての期待に応えるためにも、譲れない目標だ。 「去年は巨人戦でけっこう打ったので、僕のことを嫌いな人もいるかもしれない。早くファンの皆さんに認めてもらえるように活躍したい」と村田。ミスターの元へと届く放物線には、副賞の賞金100万円以上の価値がある。 (臼杵秀之) PR情報
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