共産党が志賀義雄氏ら除名
1964年05月21日
志賀義雄氏、鈴木市蔵氏の除名を発表する宮本顕治書記長
1964年5月21日 東京・代々木の共産党本部で
除名され記者会見する志賀義雄氏と鈴木市蔵氏(右)
1964年5月22日 東京・国会・社会党クラブで
共産党は第8回中央委員会総会で、志賀義雄衆院議員と鈴木市蔵参院議員を除名した。志賀氏の除名理由は、衆院本会議で党の決定に反して、部分的核実験停止条約に賛成票を投じたため。鈴木氏も参院本会議での採決を控え、賛成する意向を示した。志賀、鈴木両氏はともに中央委幹部会員だったため、党内外に大きな波紋を巻き起こした。
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