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2012年1月15日19時4分

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「地球を冷やす」分子発見 「掃除」効果も 英グループ

 英マンチェスター大などのグループが、地球を冷やす効果をもたらす分子の直接検出に成功した。車や工場などから出る二酸化窒素や二酸化硫黄など大気汚染物質を効率よく除く性質があり、13日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 検出されたのは「クリーギー中間体」と呼ばれる小さな有機分子。1950年代から存在が予想されていたが、直接見つかっていなかった。汚染物質から、大気を冷やす効果がある硫酸塩など浮遊粒子(エーロゾル)を作る能力を持つ。チームは、放射光と呼ばれる強い光を使う実験で特定した。

 大気中のエーロゾルは日射を遮るほか、雲のでき方を左右する。今回の成果は地球温暖化予測の精度を向上させるのに役立つほか、人工的に気温を下げる「ジオエンジニアリング」と呼ばれる技術につながる可能性も指摘されている。

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