「海猿」目指し体力競う 8管、研修参加者の選考会
京都府舞鶴市の第8管区海上保安本部は12日、映画などで注目を集めている潜水士を目指す管内(福井―島根県沖)の若手海上保安官を集め、広島県呉市の海上保安大学校での来年度潜水技術課程参加者の選考会を実施した。
潜水士は海難現場で遭難者救助に当たり、国家資格の取得に加え潜水技術課程の参加が必要。8管は昨年から参加者選考に体力測定を導入している。
この日、再挑戦者6人を含む21~27歳の10人が、舞鶴市内のプールで25メートルを素潜りで泳いだり、水中で呼吸を1分間止めるなど5種目に挑戦。海上保安学校(同市長浜)の運動場では鉄棒での懸垂や1500メートル走などを行い、日ごろの鍛錬の成果を競い合った。
海上保安庁が決める来年度の研修参加者枠約30人に合わせ、8管からは選考会の成績上位者数人が研修に参加する。
【 2012年01月13日 11時20分 】
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