鹿児島市の県立武道館で15日、恒例の県新春かるた大会があり、6歳~60代の約130人が熱戦を繰り広げた。
県かるた協会の主催で38回目。学年別などで八つに階級分けし、トーナメント方式で対戦した。緊張感に包まれた会場で上の句が読まれると、参加者は素早い動きで札を奪い合っていた。各階級の優勝者の中から2~3人が、同協会の推薦で3月に滋賀県である全国大会に出場する。
初めて出場した同市立桜丘西小5年、福岡一紗(かずさ)さん(10)は「初戦で負けて悔しい。来年は1枚でも多く取れるように、練習をがんばりたい」と話していた。【黒澤敬太郎】
毎日新聞 2012年1月16日 地方版