千葉県流山市で1997年5月、会社員の田島由美さん(当時24)が遺体で見つかった事件で、別の強盗致傷事件で服役中の30代の男が「(田島さんの)キャッシュカードを奪い、暗証番号を聞き出したあとに殺害した」と、千葉県警に供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は男を宮城刑務所から千葉刑務所に移送し、週内にも強盗殺人容疑で逮捕する。
捜査関係者によると、男は17歳だった97年5月、流山市鰭ケ崎の雑居ビル3階の田島さん宅で、田島さん名義の金融機関のキャッシュカードを奪ったうえ、田島さんの背中など数カ所を刃物で刺すなどして、殺害した疑いが持たれている。
男は県警の事情聴取に対し、「盗みの目的で、たまたまビルの一室に侵入したら人がいた。室内にあった包丁で刺した」と説明しており、2人は面識がなかったとみられる。男は凶器の包丁を捨てた場所についても具体的に供述しているといい、県警で確認を急ぐ。