今や日本では、“草食男子”や“オタク”は、すっかり日常ワードになってしまっています。
この言葉が出ると、条件反射のように女性から「男性にはもう、期待していないわ」という声も聞こえてきそう……。では、ちょっと趣向を変えて日本のセックスレス恋愛を考えた、イギリス人男性のお話を伺ってみましょうか。
イギリスの新聞the Guardianのニュースサイトから、日本人男性の分析についてお送りいたします。
記事では日本人男性について、以下のように分析しています。
「現在の日本で“若い男性”をやっていくというのは、かなり大変なことのようです。
いつもメディアでは“近頃の若い男は、男らしくない”と吹聴していますが、困ったことに若い日本人男性たちは、それがマズイとは思っていないようです」
あぁ、イギリス人男性の目から見てもそれはマズイんですね。そう思ってるのは、私達女性だけじゃないみたいです。
「マスコミから、引きこもり(社会と交わらない青年)や、草食男子(肉に興味のない男性という意味で、セックスや職場での競争に関心を持たない男性の総称)というレッテルを貼られた彼らは、全くめげずに無関心さを貫いています。
団塊世代や女性陣からの、“何でそうなの?”という疑問の嵐にもめげていません。ちなみに草食男子という造語は、2006年に日本の女性ジャーナリストが命名したものだそうです」
それにしても社会的には、ボランティアにいそしむ若者が男女問わず増加していますから、引きこもりと草食男子を同じに談じるのは、ちょっと違和感ありますが……。ただ、恋愛面では、確かにそうかも。
「最新の日本政府の国勢調査によると、男性の未婚率は5年前の調査よりも、9.2ポイント増加しています。
それ以上に注目すべきは“交際している異性はいない”と回答した未婚男性が61%で、そのうちの45%は探すつもりもないと答えていることです。
なぜこの世代の男性は、こうもセックスに無関心なのか。諸説ありますが、長く東京に在住している日系アメリカ人の説が最も挑発的だと思いました。
“日本人女性が、社会的にも経済的にも強くなるのとほぼ同時に、日本人男性が積極性を失い、仮想世界にどっぷりと漬かり、現実より仮想世界を好むようになってきた”というものです。
日本の掲示板で、世界最高規模の2ちゃんねるでつぶやいていた男性の言葉を引用します。“リアルの女は嫌い。あいつら、最近超うざいし。彼女は二次元に限る!”」
彼が若い日本人男性の典型例かどうかは、ちょっと疑問ですが、外国人の目から見ると、ものすごくびっくりする発言なんでしょうね。
「以前に、アメリカのケーブルテレビ番組で、日本人オタク青年にインタビューして、この現象を説明するという企画を行ったことがあります。
ちなみに私にとってオタクとは、非常に妄想にとりつかれた、自分勝手で、空想世界に慰めを求めている男性を意味します」
筆者のオタクの定義は爆笑モノですね! なるほど! そうかもしれません。さてそのインタビュー、どうなったのでしょうか。
「インタビューした男性は、ゲームのキャラクターとデートを続け、その恋愛にお金をつぎ込んでいました。オタクな彼は、決して日本人の主流ではありませんが、日本人男性の若い世代の一面ではあるわけです。
彼らは生身の女性、つまり完璧ではない女性、意外な反応を示すこともある女性よりも、バーチャルな女性の方が魅力的だと感じています。バーチャル女性とセックスは出来ないですが、それでも満足してしまうのかもしれません」
確かにも仮想世界に満足しているうちに生身の女性とのセックスに興味を失い、セックスレスになってしまう人もいるかもしれませんね。
いかがでしたか?
これを“セックスレス恋愛の先進”と見るか、“主流から外れた形”と見るか、評価は分かれるところだと思いますが、外国人の目から見た、この日本の恋愛の形は、不況に近いものに見えちゃうのかもしれませんね。
これは「男性になんか、もう期待していないわ」なんて言ってる場合じゃないかも? 女性の方から恋愛不況を吹き飛ばしましょう!
【海外から見た日本人男性】
※ 孤独な環境がヤバイ?海外オタクから見た人気ゲーム「ラブプラス」
※ 若いAV男優不足が大問題!衝撃を受けた海外から思わず「頑張れ」エールが
【参考】
※ the Guardian - Japan leads the way in sexless love
※ 第14回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所
(著:Menjoy!編集部)