【福岡】文化財「箱嶋家住宅」一般公開

01/14 16:59 更新

明治時代初期に建てられ、国の有形文化財に登録されている、福岡市の町屋「箱嶋家住宅」が14日から一般公開されています。一般公開は午前11時から始まり、多くの町屋ファンらが訪れています。140年前に建てられた住宅には、漆塗りの箱階段。明かり取りの天窓。そして、火の神様を祭る「荒神かまど」などが残り、江戸時代後期の趣をそのまま伝えています。また、水滴を利用して音を奏でる「水琴窟」のある中庭は、昔ながらの博多町屋の面影を残しています。箱嶋家住宅は、2007年に国の有形文化財に登録されていましたが、2011年から所有者の箱嶋文衛さんが再び住み始め、「地域の人に愛される癒しの場を提供したい」と一般公開を開始しました。入場は無料ですが、一部有料での貸し出しも行います。