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最終更新:2012年1月15日(日) 19時56分

福島の新築マンションから高放射線量

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 福島県二本松市の新築マンションのコンクリートから比較的高い放射線量が確認されていたことがわかりました。コンクリートに放射性物質が混入したまま、建設されていたとみられています。

 問題となっているのは福島県二本松市で去年7月に完成した3階建てのマンションです。先月、1階に住む中学生が身につけていた積算線量計が3か月間で1.62ミリシーベルトと高い数値を示したため、国などで調べたところ、マンション1階の全ての室内から1時間あたり1.2マイクロシーベルト前後の放射線量が確認されました。

 コンクリートは、原発事故後、計画的避難区域となった浪江町で採掘された石が使われていたことから、国などはこの石に放射性物質が付着していたとみて調べています。(15日17:30)

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