2011年11月17日 20時38分 更新:11月17日 21時0分
英国のギネス・ワールド・レコーズ社は17日、来年5月に開業する東京スカイツリー(634メートル、東京都墨田区)を「世界一高いタワー」と認定した。同日発売の日本版書籍「ギネス世界記録2012」(角川マガジンズ、3100円)に掲載された。これまでの世界一は中国広州市の広州タワー(600メートル、10年9月認定)だったが、スカイツリーは今年3月1日に記録を塗り替え、同18日に完成時の高さに到達した。
墨田区内のホテルでこの日開かれた認定式には、ギネス社のアリステア・リチャーズ社長も出席し「スカイツリーは、世界をリードしてきた日本の技術のシンボルになる」と祝福。事業主体の東武タワースカイツリーの鈴木道明社長は「今回の認定が下町の観光需要につながることを期待している」と語った。【和田浩幸】