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2012年1月15日12時0分

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大阪府庁、よみがえる大正ロマン 式典会場復元、公開へ

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写真:復元された大正時代の式典会場の「正庁」=13日午前、大阪市中央区の大阪府庁、中里友紀撮影拡大復元された大正時代の式典会場の「正庁」=13日午前、大阪市中央区の大阪府庁、中里友紀撮影

 現役の都道府県庁舎では全国で最も古い大阪府庁本館(大阪市中央区)にある式典会場「正庁(せいちょう)」が、建設当時の大正時代の姿に復元された。最近は職員の執務室に使われていたが、橋下徹前知事が昨春に「歴史的価値が高い。府民に本来の姿を見てもらおう」と改修を決定。ほぼ工事が終わり、近く公開される。

 府庁本館は1926(大正15)年に完成。正庁は建物中央の5、6階部分にあり、吹き抜け構造で約250平方メートル。天井には計55平方メートルのステンドグラス、壁は金色の獅子や天使のレリーフで装飾されるなど豪華な造りになっている。

 かつては府民や職員の表彰など公式行事の際に使用され、映画「ブラック・レイン」(1989年)にも登場した。しかし職員数の増加で執務室となり、約20年前からは装飾を覆うように蛍光灯を取り付け、レリーフの一部もペンキで塗られていた。改修費は約4200万円という。(池尻和生)

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