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【プロ野球】

坂本「宮本イズム」伝える 金言ノートをグアムへ持参

2012年1月15日 紙面から

阿部らの自主トレに合流するため、グアムに向けて出発した坂本=成田空港で

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 巨人の坂本勇人内野手(23)が宮本イズムをヤングGに伝承する。グアムで行われている阿部らの自主トレに合流するため、成田空港を14日に出発。ヤクルト・宮本らとの松山自主トレを前日に打ち上げたばかりだが、「藤村とかにも教えられることがあれば教えたい」と“職人の極意”を伝える考えを明かした。

 人生で最も過酷な練習の実感は下半身に詰め込まれていた。「守備をあれだけやったのは初めてですね。足がハンパなく張ってます」。宮本塾では足を使うことの重要性を再確認。さらに、「知らなかったことも教えてもらった。新しい発見ばかりだった」と充実の一週間を振り返った。

 これを自分の胸だけに収めていてはもったいない。松山では毎日、心に残ったことをノートにメモした。「守備だけでこれほど書けるとは思ってなかった」。宮本の金言を書き留めていくと、いつの間にか15ページが文字で埋まっていた。

 グアムは4日間の強行日程になるが、「毎年行って、(キャンプでも)ケガなくやれている」と験担ぎも兼ねての参加。もちろん、ノートも持参する。「良いものを伝えていきたい」と宮本塾の成果を阿部や長野、藤村にも見せるつもりだ。

 原監督の今季の構想では、阿部、村田、長野、坂本が“4本の軸”になる。坂本も自覚は十分。「少しでも引っ張っていかないといけないですから」。守備職人から吸収してきたエキスをチーム内に浸透させ、3年ぶりの覇権奪回をけん引する。 (井上学)

 

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