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喪主挨拶


喪主挨拶はゆっくり、ていねいに

 喪主挨拶は主に、僧侶への挨拶、弔問客への挨拶、通夜振る舞いの挨拶、出棺時の挨拶があります。
 特に出棺のときの喪主挨拶は、会葬者全員を前にして挨拶しますから緊張します。しかし、どなたも好意的に受け取ってくださいますので、多少の失敗は恐れることはありません。ゆっくりとていねいにお話し下さい。心をこめてお話しすることが大切です。
 挨拶が苦手な方は、弔問客には「本日はありがとうございます」だけでもいいでしょう。その他の場面は、前もって原稿をメモ用紙に書き写し、それを見ながら読みあげることも、けっして失礼ではありません。がんばってください。きっとわかってくださいますよ。

●喪主挨拶/僧侶が到着された時
「お忙しい中、ご足労いただきまして、ありがとうございます。○○もさぞ安心することと存じます。なお、不慣れですので何かとご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。」
 
●喪主挨拶/僧侶に費用をたずねる場合
(本来は、地区の長老・親族の主だった方にご相談するほうが良いでしょう)「私ども何もわかりませんのでお教え願いたいと存じます。お布施の用意をせねばなりませんので、恐れ入りますがいかほど用意したらよろしいでしょうか。」
 
●喪主挨拶/僧侶にお布施をお渡しする時
「ご多用のところ、たいへんご丁寧なおつとめを賜わり、ありがとうございました。おかげさまで、無事葬儀をとりおこなうことができました。些少ではございますが、どうぞ納めくださいませ。」

●喪主挨拶/弔問客に対して
「お忙しいところ、お悔やみ、ありがとうございます」
「お忙しい中をお運びいただきまして、まことにありがとうございます」
「ごていねいなお悔やみをいただきまして、厚く御礼申し上げます」
「・・・生前はひとかたならぬお世話になりました。故人に代わりましてお礼を申し上げます」
「本日は、お忙しい中、ご焼香をたまわり誠にありがとうございます。故人もきっと喜んでいると思います。よろしければ、お時間の許される限り、ご一緒いただければ幸いです。」 

■喪主挨拶/通夜ぶるまいの前
(例1)
 本日はお忙しい中、わざわざお越しいただきまして、誠にありがとうございました。また、ごていねいにお供物までちょうだいいたしまして恐縮でございます。
 故人は生前、ここにお集りの皆様には大変お世話になっており、本日ご出席いただきましたことをさぞかし喜んでいることと存じます。
(別室に)ささやかながら茶菓子などの用意がしてございますので、故人をしのぶお話などお聞かせいただきとうございます。
 
(例2)
 本日は何かとご多用の中、亡き父のお通夜にお集まり頂き、誠に有難うございました。大変ささやかではございますが、お食事の用意をさせていただきましたので、故人の生前のお話などお聞かせいただければ幸いに存じます。
 
 
■喪主挨拶/通夜の終了
(例1)
 本日はお忙しいところお集りいただきまして、ありがとうございました。おかげをもちまして、とどこおりなく通夜を終えることができました。明日の葬儀・告別式は○○時からでございます。どうぞよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。
 
(例2)
 本日はお忙しい中、大変ありがとうございました。
故人も皆様のご厚情のほどを感謝していることと存じます。
夜も遅くなりました。明日もございますのでお引き取りいただきまして結構かと存じます。明日の葬儀・告別式は○○時からでございます。宜しくお願いいたします。
尚、ごゆっくりしていただけますお方さまは、お時間の許すかぎりおくつろぎいただきますようお願い申し上げます。

 
■喪主挨拶/出棺の時のあいさつ
(例1)
 「遺族を代表いたしまして、皆様に一言ご挨拶申し上げます。
本日はご多用中にもかかわらず、ご会葬、ご焼香を賜りまして誠にありがとうごさいました。おかげをもちまして昨日からの通夜、本日の葬儀・告別式もとどこおりなく相すますことができました。生前は一方ならぬご交誼(こうぎ)にあずかり、また本日は最後までお見送りいただきまして、故人もさぞかし皆様のご厚情に感謝いたしておることと存じます。
 なお、残されました私ども家族に対しまして、今後とも生前と変わりなきご指導ご交誼を賜りますようお願い申し上げます、簡単ではございますが、ひとことご挨拶を申し上げ御礼にかえさせていただきます。誠にありがとうございました」
 
(例2)
 「本日はご多忙中のところ、○○の告別式に多数お集りいただきまして、まことにありがとうございます。故人もさだめし、本日のみなさまのご厚情に深く感謝していることと存じます。
 どうか今後とも、生前と変わりなき、みなさまのお力添えをお願い申し上げます。本日はこのような大勢のみなさまのお見送りをいただき、本当にありがとうございました」
 
(例3)
 「本日は皆様ご多用中にもかかわらず、ご会葬・ご焼香を賜り、誠にありがとうございます。
お陰をもちまして葬儀・告別式をとどこおりなく執り行ことができました。
また、故人が生前ひとかたならぬご厚情を賜りましたこととあわせてお礼を申し上げます。
どうぞ残された私共に対しても、生前と変わりなき、ご交誼を賜りますようお願い申し上げます。簡単ではございますが、ひとことご挨拶申し上げ、お礼にかえさせていただきます」
 


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