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2012年1月14日23時52分

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福島県産牛、再開後の出荷1万頭超す

 福島県は14日、県産肉牛の出荷停止が昨年8月に解除されてから、出荷頭数が1万頭を超えたと発表した。出荷再開後、検査で放射性セシウムが国の暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を超えた例はなく、この1カ月では95%が検出できる限界以下という。県は「新たな基準値となる100ベクレルにも対応できるはずだ」と話している。

 出荷停止が解除された時点で県内の肉牛は約3万頭だった。県は1年間で約2万頭の出荷を見込んでいたが、解除から約4カ月でその半数に達した。

 昨年7月、県産の肉牛が初めて暫定基準を超え、政府が出荷停止を指示。えさの汚染稲わらが原因とわかり、えさの管理や検査態勢が整ったため出荷停止が解除された。

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