【前原国土交通相の発言の波紋】
先日、前原大臣の「羽田をハブ空港に」という発言が大いに波紋を呼んでいる。成田市長、森田健作千葉県知事は怒り心頭で、ブーイングの大合唱である。
この件は、対象が公共体で日本全体に関わることなので私見を申し述べさせてもらうと、私は前原大臣の考えに好意的である。
【日本の空港設置の無展望】
成田空港は非常に不便である。世界中の中央国際空港で、中心街に行くのに特急で90分もかかる空港は日本位ではないだろうか。また、先日セントレア(中部国際空港)に行ってみたが、その施設に比べて発着数と利用者数の少ないこと。非常に驚いた。
空港は非常にコストがかかるものである。したがって、展望もなく大型空港を作ることは次世代の国民に対する大きな負担である。
その意味で、日本の空港事情は非常にお寒いと考えている。JR東海によると、現在東京・大阪間の空と新幹線の旅客比率は 20:80 程度だが、将来リニアが開通すれば東京大阪間が 67分で結ばれると共に、旅客比率も 10:90 程度に跳ね上がるそうだ。その場合、大阪国際空港の国際ハブとしての存在価値も問われることになる。
【敵は生まれるもの】
アメリカの格言でこのようなものがある。「敵を作るのは簡単だ。何かを変えようとすれば良い」。今までの世界の居心地の良さを変えようとすると何かと非難されるものだと思う。ここは一つ、「日本の10年後、20年後」の見地に立って英断をしてもらいたいものだと考える。
(ピロキチ)