ニュースランキング

'12/1/14

「清盛」企画展示館オープン




 NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせ、清盛ゆかりの地である廿日市市宮島町と呉市音戸町に14日、ドラマで使用した衣装やセット、清盛関連の史料などを並べた企画展示館がそれぞれオープンした。いずれも来年1月14日まで。

 宮島歴史民俗資料館の「平清盛館」のオープニングセレモニーには約90人が出席。湯崎英彦広島県知事や「平清盛」市推進協議会会長の真野勝弘廿日市市長たち6人がテープカットした。先着100人に県推進協議会のキャラクター「ひろしま清盛」などが描かれたクリアファイルを記念品として配った。

 観光客は、ドラマで清盛役の松山ケンイチさんたちが着た衣装や平家物語を題材とした浮世絵に見入った。

 「おんど観光文化会館うずしお」に開設された「平清盛 音戸の瀬戸ドラマ館」でも約100人が出席してセレモニーがあった。住民たちによる音戸の舟唄などの披露に続き、同館を開設した呉地域観光連絡協議会会長の小村和年呉市長たちがテープカットした。

 午前9時半の開館と同時に観光客が入館。ドラマの呉ロケで使われた長さ約15メートルの大型和船や衣装、台本などの展示品を見て回った。

 この日は、宮島―音戸間の直行高速船「きよもりブルーライン」も就航。1年間の期間限定で土曜、日曜と祝日に1日3往復する。

【写真説明】宮島の「平清盛館」で、松山ケンイチさんの武者姿の写真パネルとともに記念撮影する入館者(撮影・井上貴博)

【写真説明】テープカットしてドラマ館のオープンを祝う呉市の小村市長(左から4人目)たち関係者




MenuTopBackNextLast